「値段」ではなく「質」「技術」を売りなさい!

時代も変われば、人も変わる
常に、「行動心理数秘学」を通して話すことも
時代や環境によっても、人に与える「性格的」影響が強いと言う話をしています。
私たち、1970年代生まれの人たちにとっては、
就職難だった時代で、それによって、いくら「学」や「知識」があっても
それだけで認められる訳ではなく、道の選択すら難しい時代もあったと言う事です。
かと言えば、息子の様に、
就職率が良い、今年、オリンピックを前にして
どこの会社も、新入社員を探しているような時代。
知識の高い1990年代の息子の世代。
2010年代のお子さんについては、就職となる時代は、20年後の
2030年となり、クリエイティブで、自分を表現しやすい時代と言えると思うので、
今、子育てしているお母さんも、自分の価値で育てたからと言って時代錯誤している様なもので
その子は、その子の時代のニーズに合った性格で育っていると考えられます。
我が子を育てた時代は…
1995年生まれの息子の年の子は、
しっかりした考えを持った子供が多く、
男の子は、先生の言う事を聞かない自我を強く持った子が凄く多かったのでトラブルも日々続きました。
(6らしく、愛情の問題を抱えた子も多かったです。)
そこには、「7」日生まれの息子も、融通が利かず、
自分の考えを曲げず、先生の話にも興味がなければ聞かないと言った性格が強く
とても扱いにくい子だったようです。
1日、本を読んだり、ゲームをしたり、ブロックをしたりするような内向的な性格でした。
但し、小さい時から、公文式の本を買ったり、赤ペン先生をきちんと熟し
好きな勉強は、親の指示がなくてもきちんとし
学校のテストも100点以外、取ったことがなかったので
「今の時代は、こんなにテストが簡単なのか!」と私自身、思っていたので
褒めることもなければ、普通に、凄いな~と感心する程度でした。
(知らないと言うのは怖いことです(笑))
けれど、これが、人間関係においては、
友達付き合いが上手くできない、コミュニケーション不足が元で
良く学校でトラブルとなりました。
オールマイティーな性格などないんですけどね。
学校側としては、何事も穏便に済ませたい所がある以上、
「個」が強くてもダメで、更に、「優等生」タイプの先生に合わせられる子ほど
良い子と認められる訳です。
そして、小学5年になり、
パソコン作りの本を渡し、大人の科学シリーズ マイキットと言う、電子回路を作る実験キットを
息子にプレゼントした事が切欠で、
パソコン作りや、研究熱心な子の性格に更に火が付きました。
中学受験も、大学も、やっぱり理系を望むようになりました。
今や・・・・2部屋を使ってのパソコン作りは、マニアックです。
小学生6年で、「10万円」を上げるから
自分で思うパソコンを作りなさいと言いました。
私自身、当時、10万でパソコンの初代となるものを買ってもらった覚えがあり、
良いものへの投資、技術の向上の為の先行投資を惜しまない母親の姿を見て
育ったことが、今でも、拘りや、自分の生き方の礎となっています。
息子も高いものは買うけれど、
物を無駄にすることをとことん嫌います。
あるもので、生み出す技術を大切にしています。
私自身、色々な子供さんの体験講座もすることもあるのですが、
「安さ」ばかりに囚われず、
「良い」ものへの投資、「良い」ものを見極める目を養う為に
親の拘りと言うのも大切にしてほしいな~と思う事がよくあります。
安い講座程、扱いが、酷いことが多いからです。
「安い」概念を埋め込まれていると感じます。
「高い」から「子供」には、無理ではなくて
「高い」と思うのは使い方です。
「子供」にも、「質」「技術」など
自分にとって大切な何かを見つけてもらえたら
良いかな~と感じます。
そこで、家族となる、犬を飼ったのも
小学3年生くらいだったと思います。
「人」「もの」にも命があり、それらを思いやる気持ちを持ってほしいと願いました。
命あるものを大切にする気持ち。
これも大切なことですね。
今でも、13歳になった大吉は、分かち合える仲間なんだと思います。